経営コラム


失敗しないとする接客について

最近、新人の方が現場に出ることが多くなったようです。
様々なサービスを受ける機会があります。
一生懸命にやっていただいているのは分かりますが、何か物足りません。

その原因を考えると、新人の方は「失敗しない」ことに注力し、お客様の方を向くことができないのではないでしょうか。
おそらく、新人の方の頭の中には、マニュアル等の知識がいっぱい詰まっているのでしょう。
そして、接客しながら、ひとつひとつプロセスが間違っていないかを、確認しているのではないでしょうか。

お客様を不快にさせないために、注意を払うことはもちろん大切なことです。
しかし、それだけでは良い接客ではありません。
サッカーに例えるならば、ボールを取られないようにパス回しをしているだけで、シュートをしていません。
最低限の事柄は守り、あとはいかにお客様の購買意欲を刺激するかに、全力を傾けるべきです。
そのためには、経験を積み、当たり前のことが当たり前にできなければなりません。

失敗を恐れず、積極的に挑戦していってください。
前向きな姿勢が伝われば、大きなクレームにはなりません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

アーカイブ