経営コラム


大きな目的から考える

ものごとを判断するときには、「何のために行うのか」という目的が必要になります。
目的意識もないまま行動しても、良い成果は得られません。
目的には、階層があります。
大きな最終目標を達成するための、目的(スモールゴール)がいくつもあります。
判断する際には、どの目的を達成するためなのかを、考えなければなりません。
常により大きな目的(最終目標)を意識することが、大切です。

例えば、目先の売上よりも、顧客との信頼性構築を目指すべきと言われます。
事業活動は、年度で管理されますが、企業活動はそれ以上に続きます。
企業の永続を考えると、顧客との信頼関係に基づく安定した売上が望ましいです。
そのために、信頼性構築が優先されます。
ただし、資金繰りに窮している企業であれば、事業活動の存続のためには、目先の売上も必要です。
このように、より大きな目的から考えると、同じ事象であっても判断が変わることがあります。

大きな目的を見失って、近視眼的にならないことが、大切です。

【本日の質問】
あなたの大きな目的は、何ですか?


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