経営コラム


場の空気をコントロールする

KYという言葉が流行りました。
場の空気を読めない失言をしたときに、使われます。
場の空気は、しばしばコミュニケーションを支配します。
日常会話であれば、空気にそって話をすることも大切ですが、ビジネスでは時として、言いたいことを言わなければいけません。
しかも、その言ったことを、相手に理解してもらわなければなりません。
難しい状況で、自分の意見を伝えるためには、その場の空気をコントロールする必要があります。

場の空気をコントロールするためには、その場の空気を読み取ることが必要です。
参加者の反応を見て、その場の空気を感じ取ります。
場の空気を読み取ったら、それが自分の意見を伝えるのにふさわしいかどうかを判断します。
ふさわしくないのであれば、空気を変える必要があります。

私がよく使うのは、質疑応答をして、流れを導く方法です。
ときには、ガツンと波紋を広げることもあります。
一度流れを断ち切って、ふさわしい形に整えていきます。

場の空気が整っていない状態で話をしても、相手には伝わりません。
大事なことを伝える際には、まず場の空気をコントロールすることが必要です。

【本日の質問】
あなたは、場の空気をコントロールできていますか?


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