経営コラム


図と言葉

私は、資料を作成する際には、図と言葉の両方を入れるようにしています。
図と言葉を併用することで、より分かりやすい資料になるからです。

図の良いところは、複数の情報を同時に伝えることができる点です。
人の目は複数の物を同時に捉え、脳は複数のことを同時に認識することができます。
言葉は、順番にしか情報を伝えられないため、この人の能力を最大限に発揮することができません。
図に重要な項目を記すことで、全体像を把握しやすくなります。
図に書ける文字数には、限度があります。
そこで、図の色や形、配置にも意味を持たせます。
例えば、矢印の記号を書けば、話の流れが分かりやすくなります。
このような工夫をすることで、複数の情報を瞬時に理解できるようになります。

言葉の良いところは、詳細な表現ができることです。
人の思考は、言葉を介して行われます。
言葉を上手に操れば、思考プロセスを再現することができます。
思考プロセスも相手に伝えることができれば、情報を誤って理解する可能性が少なくなります。
言葉を駆使することで、正確性を高めることができます。

【本日の質問】
あなたの会社では、資料作成時に図と言葉を上手く活用していますか?


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