経営コラム


嘘と正論

嘘も方便と言います。
相手を傷つけないため、事を荒立てずに進めるために、
嘘も活用しながら穏便に物事を済ませます。
また、嘘は一度つくと、やめられなくなるものでもあります。
嘘が嘘を呼んでとんでもない事態になるというのは、喜劇の定番です。

一方、正論を通さなければいけない場合もあります。
重要な決断を迫られたときや、何かを根本から変えるときには、
辛くても原理原則を守らなければいけません。

正論を通すには、大変なエネルギーがかかります。
自分一人で生きているのならばいいのですが、他の人もいるのでぶつかってしまいます。
嘘をついた時点で、道がそれてしまいます。
それながらも、ぶつからないようにさらに曲がっていきますので、道はぐちゃぐちゃです。
そこをまっすぐに突き進むのですから、なかなか前には進みません。

正論を通すためには、確固たる信念が必要です。
何があっても諦めない精神力には、信じる力がなければなりません。
また、相手を説得することも必要です。
客観性と熱意を持って、相手と話し合っていかなければなりません。

大事な局面では、逃げずに勝負をすることも必要です。


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