商品の価値は、情報という形で消費者に伝えられます。
消費者は、その情報を判断して、価値があると思えば、商品を購入します。
売り手は、どのような情報をいかに伝えるかが、ポイントになります。
伝え方に関しては、POPや接客、キャッチコピーなど、様々なノウハウがあります。
これらは勉強すれば身につくテクニックです。
問題は、どのような情報を伝えるかです。
これには、コンセプトが関わってきます。
例えば、成城石井では、商品の美味しさやこだわりをPOPで伝えています。
これは、こだわり商品をウリにしているからです。
こだわりは、人に話す楽しみにもつながります。
オーケーストアでは、定価の何割引の価格であるかをプライスカードで伝えています。
これは、エブリデイロープライス(EDLP)をウリにしているからです。
割引率を明示することで、いかに安いかを分かりやすくしています。
情報とは、自分たちの提供する価値です。
価値が明確になっていなければ、顧客に適切に伝えることはできません。
【本日の質問】
あなたの会社では、情報を顧客に適切に伝えることができていますか?