優しさは、人間関係を築く上で不可欠です。
優しさの源は、相手に対する関心や思いやりです。
相手のことを理解してこその思いやりです。
一方で、優しくして欲しいという願望もあります。
この場合は、自分のことを理解して欲しいと同義だと、私は考えています。
人には、承認欲求や帰属欲求がありますので、自分のことを受け入れてと考えるのは当然です。
しかし、これが行き過ぎると、何でも許して欲しいという甘えにつながります。
理解することと許すことは、同じことではありません。
何か失敗をしたときに、相手の状況や気持ちを理解することはできます。
それでも、失敗で失ったものは、自分で補わなければなりません。
何もなかったこととして、臭いものに蓋をするのでは、本人の成長につながりません。
必要なことは、心を鬼にしてでも、本人に伝える必要があります。
相手の成長を望むのであれば、厳しい優しさも必要です。
【本日の質問】
あなたの会社では、厳しい優しさがありますか?