売上=単価×数量
当たり前の式ですが、売上の分析や計画を行う上で、これほど役に立つ式はありません。
数量が減少しているときは、顧客からの評価が下がっていると考えられます。
当社の対応が悪く離反したか、より魅力的な競合に奪われた可能性があります。
数量を増やすには、購買顧客を増やします。
新規開拓をするか、既存顧客のリピートを増やさなければなりません。
もしくは、周辺商品や関連販売を行って、購入点数を増やします。
そのためには、顧客の潜在ニーズに応えなければなりません。
単価が減少しているときは、要注意です。
顧客の要求に合わせてずるずると値下げをしていたり、初回特価から通常価格に戻せていない可能性があります。
単価が下がると、粗利益を確保できません。
単価を上げるためには、価値訴求を行わなければなりません。
価格勝負を抜け出さない限り、単価は上がりません。
そのためには、自社の提供価値と、それを理解してくれるターゲット顧客をを明確にすることが必要です。
顧客獲得のプロモーションを行う際には、利益が出るかの確認が不可欠です。
薄利多売は難しいです。
単価と数量のバランスを取って、適正利益を確保することが重要です。
【本日の質問】
あなたの会社では、単価と数量のバランスが取れていますか?