制約条件を制約と見るか条件と見るかで対応が異なります。
例えば、需要があるにもかかわらず製造が追いつかないとします。
この製造の限界を制約と見た場合、いかに製造数を増やすかを考えることになります。
つまり、制約とは克服すべき対象です。
一方、条件と見た場合には、希少性を訴求して売価を上げることを考えます。
つまり、条件とは考えの前提となります。
受け止め方によって、対策の方向性も変わってきます。
また、制約なく自由にやりたいとよく考えるものです。
しかし、何も条件を与えられないとかえって動きづらいものです。
新たな販路を考える際にも、どこでも良いと言われると困ってしまいます。
ターゲットを絞るとそれが条件となるため、具体案が出やすくなります。
制約条件とは上手く付き合って行きたいものです。