『インサイドボックス』を読みました。
制約(ひな形)がある方が、イノベーションが生まれやすいという主旨の本です。
イノベーションを生み出すためには、内部の要素を変更する必要があります。
そのための5つのテクニックが紹介されています。
本書の主旨から外れますが、なぜ制約のない状況では、イノベーションが起きないのかということが気になりました。
私なりに考えた答えは、「人は易きに流れる」です。
人は効率性を重視します。
無意識の内に最も効率的な方法である、慣れ親しんだやり方を選択してしまうのではないでしょうか。
既存のやり方に固執している限り、イノベーションは生まれません。
制限を設けられると、慣れ親しんだ方法を使えなくなります。
既存のやり方を使えなければ、新しいやり方を考えるしかありません。
考えることで、イノベーションが生まれます。
たまには既存のやり方を捨てて、制約のある中で考えてみることも大切です。
【本日の質問】
あなたは、制約のある中で考えていますか?