経営コラム


判断基準を用意する

リーダーの役割の一つは、決断をすることです。
変化が激しい時代において、絶対解を出すことは不可能です。
与えられた条件の中で、最善の答を出さなければなりません。
人は悩めば悩むほど、強い印象に左右されます。
印象は主観的なものです。
これに従うと、判断を誤る可能性があります。

客観的に判断するためには、判断基準を用意しなければなりません。
経営判断であれば、経営理念やビジョン、コンセプト、経営計画などが基準になります。
採用であれば、採用予定の業務に必要な能力を判断基準にします。
例えば、積極性や論理性などの項目を事前に決めて、面接などを行いながら、点数をつけるようにします。
誰を採用するかを判断するときは、当人の印象よりも基準にもとづいた点数を用います。
顧客管理であれば、売上高や粗利益率などが、ひとつの基準になります。
これまでの取引内容も大切ですが、今後の関係を基準をもとに判断します。

基準を用意して、それに沿って判断をすることで、より客観的な判断を行うことができます。

【本日の質問】
あなたの会社には、どのような判断基準がありますか?


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