経営コラム


判断の元も共有する

一般的に、情報共有をする際には、判断結果のみが知らされます。

判断結果を決定事項として伝え、それに従って組織が動いていきます。

ただし、自由度の高いチームを運営する際には、これだけでは不十分です。

判断の元となった情報やプロセスまで共有しないと、しっかりとベクトルを合わせることができません。

 

分析型で判断をした際には、判断の元情報やプロセスを共有するのは容易です。

MECEに整理された情報を開示して、ロジカルにプロセスを説明することができます。

 

統合型で判断をした際には、共有が難しくなります。

なぜならば、判断した本人にもそのプロセスが明確に分からないからです。

統合型の場合、様々な情報をインプットして、それらを昇華させて判断を下します。

無意識下で行われることが多いため、プロセスを説明しようとしても難しくなってしまいます。

その際には、インプットした情報の内メインとなるものや、プロセスの途中で考えていたことなどを共有します。

 

適切に情報共有を行い、ベクトル合わせを行うことができれば、組織のスピードは高まっていきます。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、適切な情報共有が行われていますか?

 

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