ゲームをしていると、切り札を温存したまま、負けてしまうことがあります。
なんとなく切り札を使うのがもったいなかったり、もっと良い時があると思ったりしているうちに、ゲームが終わってしまいます。
これは、非常にもったいないです。
どんな強力な切り札も使わなければ効果はありませんし、ゲームが終わってしまえばもう使うことはできません。
勝負どころの判断は難しいものです。
誰も未来は見渡せませんので、いつが一番かは分かりません。
それでも、ここが勝負というところはあります。
例えば、流れが変わるときです。
消費者の動向が変化したり、競合が何かを仕掛けたときです。
こういうときは、それまでのバランスが崩れます。
崩れたバランスを取り戻そうと流れがどちらに動くかが、勝負の分かれ目になります。
切り札を使うときには、自身の準備が整っていなければなりません。
慌ててカードを切ったのでは、十分な効果を発揮できません。
ここぞという時に備えて、常に準備をしておく必要があります。
切り札を使っても勝負がつかないときは、次の切り札の仕込みに入ります。
ゲームが続く限り、必ず次のチャンスは回ってきます。
【本日の質問】
あなたの会社では、効果的に切り札を使っていますか?