ミラノ万博の会場やミラノの百貨店に行って感じたことは、表示が分かりづらいということです。
分かりづらいというよりも、そもそも表示がありません。
日本であれば、矢印のようなサインで案内がありますが、それがありません。
看板のような目立つサインもありません。
そのため、トイレに行くにも一苦労してしまいます。
分かりやすい表示とは、ひと目で見て分かるものです。
ピクトグラムのように、文字が読めなくても、意味が通じるようにしなければなりません。
色分けをするということも、識別しやすくなります。
さらに良いのは、表示を見なくても分かるということです。
自然とツールがカーブをしていたり、一定のルールに基づいていたりすれば、表示がなくても理解できます。
このような仕組みを作るためには、利用者の視点に立たなければなりません。
提供側は、すべてを分かっているので、分かりにくいことが分かりません。
利用者の立場で、実際に利用をしてみて、判断をすることが大切です。
【本日の質問】
あなたの会社では、分かりやすい表示をしていますか?