何か新しいことを始める際には、不安がつきものです。
その不安の原因は、その先に何が待ち受けているか分からないことです。
不安を抱えながらの作業は、効率的ではありません。
また、モチベーションも低下してしまいます。
全体像が見えないことから発生するデメリットはこれだけではありません。
先が分からないので、事前に対策を立てることができません。
対応が常に後手に回ってしまうので、ここでも効率が下がります。
一通り経験をすれば、全体像が見えてくるので、作業効率は格段に上がります。
その時には、全体像が見えずに苦戦していた時のことを忘れてしまいがちです。
そうすると、後輩の指導時に自分の苦労を忘れて、「なぜ分からない」という態度に出てしまいます。
これでは、指導が上手く行かず、組織として全体の底上げになりません。
全体像が把握できるような仕組み作りや教え方が求められます。