景気動向指数のうち、実際の景気の浮沈に先んじて上下動するものがあります。
新規求人数・新設住宅着工床面積・東証株価指数などがあり、先行指標と呼ばれます。
これらは、景気の先行きを予想するのに使われます。
ビジネスにおいても、先行指標となるものがあります。
営業活動をして、売上が計上されるまでには時間がかかります。
そのため、受注額で営業成績を管理することもあります。
週次の進捗会議では、訪問件数や見積もり提出状況を確認します。
受注をし、売上を計上するためには、顧客の訪問や見積の提出が不可欠です。
そのため、これらの活動状況を把握することで、今後の売上の動向を予想することができます。
従業員の意識改革時には、発言内容に注目をします。
会議などで言い訳が少なくなると、その人が変わり始めたことが分かります。
建設的な意見が目立つようになると、本当に変わったことが分かります。
先行指標の変化を見逃さず、先行きを予想することは大切なことです。