経営コラム


先を見据える

計画を立てる時は、ゴールから逆算することが大切です。
逆算するためには、ゴールまでの距離と工程が分かっていなければなりません。
そもそも、ゴールが分かっていなければ、話になりません。

何かを始める際には、いきなり手元にあるものから着手するのではなく、
全体を見渡して、先を見据えることが大切です。
例えば、調査報告書を作るのであれば、まずは構成(目次)を考えます。
構成が決まらなければ、どのような調査をしなければいけないかが分かりません。
また、締め切りによって、かけられる工数が決まってきます。
どの作業にどれくらいの工数をかけるかは、作業量と内容の重要性によります。
限られた資源(時間・人員)の中で、いかに落とし所を見つけるかがポイントです。
作業内容と工数が決まれば、スケジュールを立てることができます。
このように考えていくことで、逆算による計画づくりができます。

先を見据える利点はもうひとつあります。
後でやり直しの手間が少なくなります。
例えば、申請書類を書く際には、必要な様式すべてに目を通します。
大概の申請書類は、各様式が連動しています。
途中で不具合や不整合に気づいた場合には、すべての様式を修正しなければなりません。
このような手間を省くためにも、全体を見渡して、先を見据えることが大切です。


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