経営コラム


兆候をキャッチして対応する

上手く行くときも、失敗するときも、たいていパターンがあります。
特に、失敗するときには、その人なりのパターンがあります。
そのパターンを理解しておくと、失敗を防ぐことができます。

例えば、感情的になってしまうと、冷静な判断ができずに、失敗してしまいます。
どのようなときに自分が感情的になってしまうのかを理解していれば、そのきっかけに気づくことができます。
きっかけに気づけば、自分が感情的になっていると客観視することができます。
自分の状態を確認したら、深呼吸するなりして、気持ちを落ち着けて対応します。

議論が進むうちに、当初の目的を見失ってしまうことがあります。
そのようなときは、一定時間で当初の目的を見直すなどの工夫が必要です。
議長が、議論の流れを理解して、適宜引き戻すのが理想的ですが、難しければ見直しの時間を設けます。
ホワイトボードに当初の目的を書くなどして、そこから脱線していたら、元に戻します。

失敗を反省する際には、パターンを明らかにします。
そうすれば、次回は早めに兆候をキャッチして、対応をすることができます。

【本日の質問】
あなたの会社では、兆候をキャッチして対応していますか?


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