経営コラム


傍目八目

傍目八目とよく言われます。
なぜ、傍から見ているとよく分かるのでしょうか。
それは、全プレイヤーの様子を俯瞰できるからではないでしょうか。

経験が浅いうちは、自分がどのように進めていくかということで頭がいっぱいになってしまいます。
当然相手の動きも考えるのですが、ついつい自分の良いように考えてしまいがちです。
その点、第三者であれば、冷静に両者の動きを見ることができます。

ビジネスでも、自分以外の人の動きが分からないということは良くあります。
これは、経営者であっても同様です。
自分の理想像をもとに状況判断をするので、第三者から見た理解と異なることがあります。
それがよく分かるのが、従業員ヒアリングをした時です。
経営者とは違った考え方を持っている人がたくさんいらっしゃいます。
どちらが正しいかということではなく、きちんと歯車が噛み合っているか、だれが原動力となっているのかをチェックしています。
そうすると、その会社がより立体的に理解できます。

このように、第三者にはそれぞれの立場や思惑が見えるので、当事者よりも良く分かるのではないでしょうか。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

アーカイブ