ジブリ映画の『借りぐらしのアリエッティ』を観てきました。
夏休みということもあり、3世代でいらっしゃっている方々も多数見受けられました。
幅広い年代に支持されるのがジブリの魅力のひとつです。
今回の作品はメアリー・ノートンの『床下の小人たち」』を原作にしているということで、
ジブリらしいメッセージ性やクライマックスの持っていき方、
キャラクターの個性は弱かったように感じました。
アニメの美しさはさすがでした。
CGのほか水彩画のようなタッチもあり、この融合の美しさはジブリならではです。
今作品の特徴のひとつにカメラワークがありました。
フォーカスの切り替えや、視点の切り替えなどは実写さながらでした。
特に、全体を見回す神の視点から、アリエッティの視点に切り替えることで、
人間の道具の大きさを表現しながら、アリエッティの小ささを伝えていました。
まだまだ話の続きを観てみたくなる物語でした。