組織を管理する要素には、仕組みと企業文化があります。
仕組みとは、制度やルールのことです。
仕組みを上手く設計すると、従業員の行動や考え方を一定の方向に導くことができます。

企業文化とは、ある企業が有している独特の価値体系や行動規範のことです。
経営理念や経営方針、部門間の力学などが大きく関わってきます。
企業文化は目に見えませんが、社内にはしっかりと存在しています。
明確な仕組みや明文化された指針がなくとも、会社が上手く回っているような場合は、企業文化が作用しています。

企業文化は仕組みのように短時間で築けるものではありません。
経営層の思いや、従業員一人一人の考えによって、醸成されるものです。
そのため、企業文化を変えようとすると、大きな力が必要です。

企業文化を明文化することで、社内の結びつきをより強固にすることができます。
お互いの思いを言葉にしながら、経営理念などとしてまとめることが大切です。

【本日の質問】
あなたの会社の企業文化は、どのようなものですか？