経営コラム


仮説をぶつける

ある支援先の事業DDの中間報告に行ってきました。
この案件は途中から引き継いだものだったので、無事に終わってほっとしました。
納期が迫っていたため、手元にある資料だけでの分析でした。
はっきりとした裏付けをできない部分に関しては、仮説として提示させていただきました。
報告の後に、追加のヒアリングをして裏付けをとることができました。
最終報告に向けて、準備を進めます。

今回初対面にもかかわらず、ヒアリングで深いところまで聞けたのは、仮説をぶつけたからです。
仮説を元に意見交換をしたことで、相手の本音に近い部分まで引き出すことができました。
漠然としたオープンクエスチョンをするよりも、仮説を元にした質問のほうが、より多くの情報を得ることができます。
仮説があると、それが正しいかどうかを判断すれば良くなります。
考える方向性や方法が与えられるので、通常よりも深く考えることができます。

相手のことを受け入れる傾聴も大切ですが、仮説を持って核心に迫るような聴き方も必要です。


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