自分の仕事を部下の方に依頼することがあります。
仕事は自分で考えてするものだというのはもっともですが、自分で考えるための情報は与えなければなりません。
まずは仕事の目的や全体像を伝えます。
それだけで自分で考えられるのならば、問題ありません。
新人さんなどそれだけでは動けない方には、やり方まで説明します。
最初に伝えるべきは、仕事の目的や理由です。
例えば、「明日10時の会議に必要な資料を用意したい。」という具合です。
プロジェクトの一部などの場合には、全体における位置づけや、プロジェクト全体の目的も伝えます。
次に、必要な条件や項目を伝えます。
「出席者は15名で、カラー両面印刷で資料を用意する。」という具合です。
多くの方は、これだけでコピー取りができると思います。
しかし、経験が浅いなどの理由で、これだけでは動けないこともあります。
そのような場合には、やり方まで伝えます。
まずは、何ができて何ができないのかを確認します。
そして、できないことについて説明をします。
このとき、留意点やコツもあわせて伝えるようにします。
自分が実際に行う場合を想像すると、留意点やコツが見つかります。
実際にやって見せることも有効です。
説明が終わったら、実際にやらせてみて、適宜フィードバックを行います。
仕事が終わったら、感謝を伝え、必要であればフィードバックを行うことを忘れてはいけません。