経営コラム


人事管理各論①

・中小企業の人事の特徴は以下の9点です。
①採用力が低い、②トップの影響力が大きい、トップで会社が決まる、
③トップが本当に優秀な人材を認識・評価・活用できていない、④人材マネジメントの恣意性が高い、
⑤人事スタッフにプロ意識を持つ専門家がいない、採れない、育たない、⑥社員が受け身・指示待ちになる、
それができなければ生き残れない、⑦社員1人の存在価値が大きい、⑧トップとの距離が近い、⑨採用もトップ次第

<資格制度>
・コース制度とは、一つの会社の中に人工的に設けた雇用条件・労働条件の異なる人材群区分(=コース)毎に
 セパレートした人事管理を行う制度です。
・等級制度とは、コース内に設けた人工的階層区分(地位の序列)であり、
 等級毎にセパレートして人材の活用・処遇を行う制度です。
・コースおよび等級は以下の10項目に活用されます。
①要因管理/採用計画、②能力開発、③業務分担、④目標設定、⑤就業管理、⑥給与、⑦賞与、⑧退職金、⑨人材評価、⑩業績評価

・等級制度の代表例は以下の4つです。
①職能資格制度(人基準)、②職務等級制度(仕事基準)、③役割等級制度、④業績等級制度

・職務等級をブロードバンド化することで、従業員のインセンティブが、
 より高いポジションにつくことから同一等級(バンド)内での成果評価になります。

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