経営コラム


主観的に伝える

黒木亮著『エネルギー』を読みました。

石油開発をめぐる様々なやり取りが、専門的かつ客観的に書かれていました。

勉強にはなりましたが、読むのに時間がかかってしまいました。

読みながら思い出したのが、百田尚樹著『海賊とよばれた男』です。

こちらは、興奮しながら一気に読み終えたのを覚えています。

前者が客観的にかかれているのに対して、後者は主人公の目線で主観的に書かれています。

そのため、私も感情移入をして、臨場感を持って読み進めることができました。

 

ビジネスに客観性は不可欠です。

しかし、それだけでは人は動かせません。

人を動かすのは、人であり、感情です。

相手の心を揺さぶるには、こちらの想いを直球でぶつけるしかありません。

客観性だけでなく、主観的な表現も織り交ぜて伝えることで、相手を動かすことができます。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、主観的に伝えることもしていますか?

 

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