経営コラム


主役と脇役

全員4番打者の野球チームが強いとは限りません。
バントができる人、打線をつなぐヒットができる人もいなければ、なかなか得点にはつながりません。
一人一人が自分の役割を果すことが大切です。
しかし、求められる役割によって、評価・報酬が異なることも事実です。
高い報酬を得やすいのは、4番打者やエースピッチャーなどの主役となれる人たちです。
残念ながら、脇役の人は高い評価をされても、高い報酬に結びつきにくいです。
つまり、主役になったほうが、高い報酬を得られる可能性が高いです。

食材を例にしてみると、メインのおかずになれる肉や魚は比較的高額です。
野菜であっても、メインのおかずになることができれば、高値で販売できるかもしれません。
あくまで脇役で行くのであれば、オールマイティーに使える食材として、
使用頻度を増やせば取引額を大きくすることは可能です。

主役で行くか脇役で行くか、この選択によって戦略も異なります。
それぞれの役割に合わせた戦略を立てることが重要です。


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