先日読んだ『賢いやめ方』という本の中に、次のような文章がありました。
「突然闇を抜けて光が差すわけじゃない。常に希望と不安がせめぎ合っていて、それが最後の最後まで続くんだ。」
これは、新しいことに挑戦する人の心理を、ずばり言い表しています。
何かを挑戦するときには、不安がつきまといます。
その不安と付き合うことができなければ、挑戦は成功しません。
新しい挑戦は、これまで経験したことのないことの連続です。
次に何が起こるか分かりませんし、自分の行動が正しいかどうかも分かりません。
セルフコントロールをしても、絶対に正しいと言うことはできません。
常に、これで良いのか自問自答が繰り返されます。
その状態は、非常に不安なものです。
しかし、そこで足を止めてしまっては、何も変わりません。
不安な状態を受け入れながらも、一歩一歩進んでいきます。
不安を感じているということは、自分の行動を検証できているということです。
適切に検証できていれば、道を誤ったとしても引き返すことができます。
不安な思いを無視しようとするのではなく、常に自分の立ち位置を確認しながら進んでいくことが大切です。
【本日の質問】
あなたは、不安と付き合っていますか?