先日、購入のハードルを下げる工夫として、使用状況を消費者に知らせるということをご紹介しました。
(ブログ記事はこちら)
事前に情報がないと、消費者は購入をためらいます。
私自身の体験をご紹介します。
あるチェーン店では、レギュラー商品よりも100円ほど安い商品を提供しています。
この安い方の商品の写真を見ると、レギュラー商品よりも具材が大きく、豪華に見えます。
ここで、私の思考回路がショートしてしまいました。
なぜ、豪華そうに見えるもののほうが安価なのか、説明がつきませんでした。
何か裏があるのではと、疑心暗鬼になってしまい、選ぶ勇気がありませんでした。
意を決して注文をしてみました。
出てきた商品を食べてみると、レギュラー商品とあまり違いはありません。
違いが分かるほど食べ慣れているわけではありませんが、価格差を説明できるだけの違いが見つかりませんでした。
私の頭はますます混乱してしまいました。
食べておいしかったのですが、何か釈然としません。
もやもやが気持ち悪いので、おそらく次は注文しないと思います。
そんなに難しく考えないで、素直に安いと喜べば良いという考え方もあります。
しかし、何か不可解なことがあると、消費をためらう方が一般的だと私は思います。