経営コラム


上手に断る

何かを手に入れるためには、何かを手放さなければなりません。
断捨離をして、スペースを作ると、次のものが入ってきます。
物的なスペースを作るのであれば、不要なものを捨てれば良いです。
時間的なスペースを作るのであれば、不要なものを断れば良いです。
捨てることに比べると、断る方が難しいという人もいます。
断るには、コツが有ります。

大切なのは、その用事を断った後も、相手と関係を継続させたいかどうかです。
継続させたくないのであれば、きっぱりと断らなければなりません。
分かりやすいのが、セールスの電話です。
曖昧な態度を取っていると、いつまでも電話がかかってきます。
こちらとしては、セールスを受けるつもりはないので、話を聞くだけ時間の無駄です。
セールスをする側も、本当は見込み客でないのに、期待をして電話をするだけ、時間を無駄にしてしまいます。
断ち切りたいときには、きっぱりと断らなければなりません。

関係を継続させたいのであれば、次に繋がるように断らなければなりません。
最も簡単な方法は、代案を用意することです。
例えば、明日は都合が悪いが、金曜日なら大丈夫と答えます。
どうしてもその日でなければならない用事でなければ、別な日に調整をすることができます。

断ることは、悪いことではありません。
時間を有効に使うためには、不要な用事は断ることが大切です。

【本日の質問】
あなたは、上手に断ることができますか?


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