レモンの原理と呼ばれる理論があります。
悪貨は良貨を駆逐するとほぼ同じ意味で、偽物や悪いもののために、本物や良いものが売れなくなってしまうことを意味します。
その典型例が、ブランド品のコピー商品です。
プラダは偽物が多いために、質屋では扱われないそうです。
私もネット通販で、偽物を掴まされたことがあります。
(そのときは、返品をして事なきを得ました。)
一度騙されると、人は警戒心が強くなります。
そのため、必要以上に疑ってかかり、行動しなくなります。
そうなると、消費が落ちてしまいます。
レモンの原理は、自分が正直な商売をしていても、他社が悪いことを行うと巻き込まれてしまいます。
少しでも影響を避けるためには、きちんと情報提供をすることです。
正しく情報提供をすることで、消費者の信頼を得るしかありません。
また、日頃から信頼関係を築くことで、影響を避ける事ができます。
レモンの原理は、全くの風評被害ですが、それを避けるためには日々の努力の積み重ねが重要です。
また、どうしようもないときには、見切りをつける勇気も必要です。