経営コラム


リスクの取り方

人は変化を好まない傾向があります。

そのため、私の言動はリスクが高く、不思議に思われることが多いようです。

私は結構慎重派のため、大胆な賭けをすることはなく、かなり計算づくで動いています。

リスクを計算した結果問題なければ、一般的な許容範囲を超えて言動するので、その部分がリスク選好に見えるのかもしれません。

私がどのようにリスクを取っているかをご紹介します。

まず、リスクを取った場合に、何が起こるのかを想定します。

メリット・デメリットの両方を勘案します。

このとき、生命の危機や全財産を失うなど、デメリットが大きすぎるようであれば、リスクを取ることはしません。

次に、リスクの発生する可能性を検討します。

プロセスを精査することで、リスク発生の可能性を低くすることは可能です。

不確実性が高い場合には、見送ることもあります。

最後に、他の選択肢のリスクも計算して、最善策を取ります。

現状維持(何もしない)もリスクのひとつです。

その場合には、機会ロスが発生します。

何もしないで失うものよりも、挑戦して得るものが多いと判断すれば、行動に移します。

人は不確実なものを課題に評価してしまう傾向があります。

この心理バイアスを避けるためにも、情報収集をしてリスクを精査することで、適切にリスクを取ることができます。

【本日の質問】
あなたは、どのようにリスクを取っていますか?

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