経営コラム


ミスは進んで開示する

「ドタキャン俳優が契約解除」というニュースが流れていました。
本人に悪意がないにしても、約束を破るというのは、信頼を大きく損ねます。
公演を中止にしてしまうというのは、一発レッドカードのミスだったようです。

人は誰でもミスを犯します。
ミスの大小によって、失われる信頼の度合いは異なります。
しかし、いずれの場合でも、自分からミスを開示した方が、失われる信頼は少なくて済みます。

それは、自分の過ちを認めるという正直さや勇気が認められるからです。
自分の嫌な部分からは目を背けたくなります。
さらに、人に知られると恥ずかしい思いをします。
できれば人に知られずそのままにしておきたいものです。
そこを勇気を持って正直に打ち明けられる人は、信用したいと思われます。

また、ミスは放っておいても回復しません。
時間が経つにつれて、どんどんと悪化します。
早めに打ち明けて、他の人の助けを借りたほうが、結果として傷が浅くなります。

やってしまったことは仕方がありません。
事実をしっかりと受け止めて、次の一歩を踏み出すことが大切です。


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