経営コラム


マルシェにおける接客技術の必要性について

最近マルシェをいたるところで見かけるようになりました。
消費者が農業に興味を持ってきたことはありがたいことです。
一方で人の集まっていない会場やブースも見受けられるようになりました。
マルシェも飽和状態になりつつあるように感じます。

それに伴い、以前は珍しさで売れていた分が厳しくなってきているようです。
マルシェ単体の集客力も落ちてきてしまっているのではないでしょうか。
しかし、商品に力があれば、後はそれを伝える接客をきちんとすることで
購買率が向上し、売り上げも保つことができます。

マルシェで消費者が求めているものは、作り手との会話であり、
紋切り型の接客でないという意見もあると思います。
確かに、マルシェでの作り手との会話は重要な要素の一つです。
けれども、マルシェに出店するにはコストがかかるわけですから、
それに見合った収益(売上)をあげることは必要です。
顧客と会話を楽しめるような接客であれば問題ないのではないでしょうか。

作り手はその商品知識を誰よりも持っています。
商品の魅力や情報を有効に伝える手段として、接客技術が不可欠であると思います。

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