寒くなってくると、人は足早になり、ブースに立ち寄らなくなってきます。
また、競合の多いマルシェなどでも、自分のブースに立ち寄ってもらうのは難しくなります。
たとえ販売よりもPRが出店目的であったとしても、お客様に立ち寄っていただかないことには始まりません。
マルシェで自分のブースに立ち寄ってもらう方法として、以下の3点が考えられます。
1.魅力的な商品やディスプレー・POPがある
当たり前のことですが、欲しい商品があればお客様は購入のために立ち寄って下さいます。
また、珍しいものや目を引くものがあれば、興味を持って近寄ってきます。
商品そのものが珍しくなくても、ディスプレーやPOPに惹かれる場合もあります。
遠くから見てもインパクトがあることが重要です。
2.声かけ(声だし)
これが最も基本的なことです。
遠くにいるお客様でも、声が届けば立ち止まってこちらに注目します。
そのためには、ありきたりなことを話しても効果がありません。
例えば、○○産の野菜というのは、魚沼のコシヒカリのようにすでに地域ブランドが確立していないと効果がありません。
キャッチコピーのように短く魅力を伝えることが大切です。
一般的に、通行人は3秒間しか耳を貸さないと言われています。
3.試食
できれば試食はクロージングに取っておきたいのですが、どうしても足を止められない場合には利用せざるを得ません。
単に試食用の商品を並べておいても、試食だけしてそのまま立ち去られてしまいます。
試食後にブースの中に入ってくるような仕掛けや配置が必要です。
イベント的な要素を加えることで、商品の魅力が高まります。