利用した高速バスの運転手さんが、味のある良い方でした。
おそらくマニュアルにはない方法で臨機応変に対応されていました。
高速バスの法規制は厳しくなっていますので、守らなければいけないことは多いです。
きちんと押さえるところは押さえつつ、乗客の気持ちを配慮されていました。
マニュアルは誰でも一定のレベルの仕事をこなせるようにする、大切な仕組みです。
一方で何も考えなくても、それなりの仕事ができてしまいます。
マニュアル人間などと揶揄されるのは、そうした考えない人達です。
相手に価値を提供しようと思ったら、相手の立場で考えなければなりません。
相手のためになる行動は、ケースバイケースで無限にあります。
それらをすべてマニュアル化することはできません。
状況に応じて判断することが必要です。
その判断基準は、
経営理念やコンセプトになります。
一定レベル以上の仕事には、自分で考えたアドリブが不可欠です。