中の仕組みが分からなくても、便利に使えるものはたくさんあります。
例えば、パソコンがそうです。
内部の演算の処理の仕組みが分からなくても、キーボードを叩けば、文字が入力できます。
さらに、アイコンをクリックしていけば、文字の大きさを変えたり、装飾をしたりすることもできます。
資料を作るのに、パソコンやアプリの仕組みを知る必要はありません。
普段はそれで良いのですが、トラブルが発生するとそうはいかなくなります。
内部を明らかにして、原因を究明しなければなりません。
普段はブラックボックスとして意識していなかったものを開ける必要があります。
これは、ビジネスでも同じです。
日頃は儲けの仕組みを意識していなくても、売上や利益が出ます。
しかし、歯車がうまく回らなくなったときには、どこに原因があるのかを調べなければなりません。
ブラックボックスの解明には労力と時間がかかります。
いざとなってからでは、間に合わない可能性があります。
日頃から、仕組みを見える化しておく必要があります。
マニュアルを作って、常に更新することで、ブラックボックス化を防ぐことができます。
【本日の質問】
あなたの会社では、ブラックボックスを開けていますか?