経営コラム


フリーアドレス型オフィス

都内にあるフリーアドレス型オフィスを見学してきました。
フリーアドレス型にすることで、組織にどのような変化を期待しているのかがよく分かりました。
そのポイントをご紹介します。

フリーアドレス型にした最大の目的は、業務の集中と交流のバランスを取ることです。
業務を行なうには、一定の集中力が必要です。
集中を高めるためには、誰にも邪魔をされない空間や、自分らしく仕事ができる空間が必要です。
一方、一人だけでは、高度な業務は行えません。
チームでお互いに刺激をしながら、新たなアイデアを創りだしていかなければなりません。
このオフィスには、そのような仕掛けが多数ありました。

また、フリーアドレス型オフィスを実行するためには、信頼関係が不可欠です。
ある程度目の届く範囲にグループで固まっているとはいえ、上司の目の届かないところでの業務が増えます。
きちんと、各自の進捗状況を報告し、業務の遂行に支障を出さないようにすることが前提となります。
これは、信頼関係であると同時に、各自の成果に対する責任でもあります。
通常のオフィスに比べて、高い能力が要求されます。

ただ各自の席を固定しないというだけでは、フリーアドレス型オフィスは上手く行きません。
各々が自身の役割を果たしながら、効率的なコニュニケーションを図る仕掛けが、成功のポイントです。

【本日の質問】
あなたの会社では、フリーアドレス型オフィスを導入できますか?


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