経営コラム


ビックロ@新宿東口

新宿東口にオープンしたビックロに行ってきました。
JRの駅構内に開店告知の広告を出すなど、力が入っています。
街なかでも紙袋をよく目にします。

ビックカメラがオープンした際に、まだパーテンションに囲われていたときは、またユニクロが入るのかという程度でした。
それがビックロという新しい試みであると聞いても、あまり期待はしていませんでした。
そして、実際に来店してみて、なるほどなという感じでした。
ユニクロの商品の側にビックカメラの関連商品が陳列されていました。
ユニフォームが白と黒の2種類ありますので、どちらの会社の人かわかるようになっているようです。
ビックポイントでユニクロギフト券と引き換えることもできるそうです。

ここまでは、ある程度予想できましたが、ユニクロの販売方法にビックカメラのエッセンスを取り入れているのには驚きました。
POPは黄色の下地に赤文字で安さを訴求しています。
キャッチコピーも安さ訴求の文言になっています。
店内にはデジタルサイネージが設置され、ルーレットのようにせわしく表示が変わります。
極めつけは、店員さんが脚立に乗ってお買い得品の紹介をしていました。
これはまさに、ビックカメラがオープン時に行った手法でした。

安物というイメージから、高機能へとブランドシフトしてきたユニクロが、
このような価格訴求型の店舗をオープンしたのは、少し驚きでした。
今後どのような展開になるのかが楽しみです。


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