経営コラム


ビジネスとボランティアの違い

ビジネスとボランティアの違いを考えてみました。
それは、活動を続ける上で必要な資金を事業活動を通じて得ているかどうかです。

ボランティア活動では、基本的に対価をいただきません。
活動に必要な資金は、参加者が持ち出しで行っています。
場合によっては、寄付を募っていることもあります。
誰もやらないことを自腹を切って行うというのは、とても素晴らしいことです。

しかし、このやり方には限界があります。
一定規模以上大きくするのは難しいですし、参加者の負担が大きくなれば続かなくなってしまいます。
ビジネスとして展開するには、適切な利益を事業活動を通じて得る必要があります。

新規事業を考える際には、どこで利益を生むかを考えなければなりません。
どんなに社会的に意義があっても、誰かが対価を支払ってくれなければ、利益は発生しません。
事業の価値を理解してくれる顧客を見つけて、適切にアプローチしなければなりません。
また、顧客が十分にいなければ、必要な利益を確保できません。
コンセプトを明確にして、ターゲットを見定める必要があります。

【本日の質問】
あなたの会社では、ビジネスとボランティアを区別していますか?


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