経営コラム


ハンズメッセ2013

今年もハンズメッセに行ってきました。
毎年同じ時期に同じ商品が扱われるので、私の中で定番のイベントになっています。
今回は、初めて初日に行きました。
ものすごい人で、新宿店は各階ともフロアを一周する程のレジ待ちの行列となっていました。
普段は目的のものだけ買ってすぐに帰るのですが、今回は混雑のためゆっくり売場を見ることになりました。
そこで、気が付いたことをご紹介します。
今回は少し長めですが、お付き合いください。

1.メーカーマネキン
毎回メーカーからマネキンの方が派遣されています。
人によって販売スタイルも様々ですが、混雑した会場では目立つことも一つの手です。
実演販売にも熱がこもっていました。
明るく大きな声と、大きな笑顔で決めまった内容をデモンストレーションします。
消費者からの質問も強引に自分のペースに持っていきます。
ターゲットを定めたら、目を見開いてアイコンタクトを取ってきます。
少しあざとい感じもしますが、マルシェなどの人の多いところでの販売方法として参考になります。

また、声出しも重要です。
限定性をあおったり、効果の裏付けを強調したりとあの手この手で、消費者の関心を引こうとしています。
ただし、やり過ぎは逆効果のようです。
誇張し過ぎてしまうと、消費者に見抜かれてしまい、商品を手にとってはもらえないようです。

その他、二人がかりの接客や丁寧な接客トークなど、様々なスタイルの売込みを見ることができて参考になりました。

2.価格表示
通常のセールは、通常価格の○%offという表示ですが、
ハンズメッセはすべて特別提供価格で表示されています。
通常価格も表示されていますので、割引率は分かりますが、混雑した状況ではゆっくりと計算はできません。
割引を率ではなく額で表示することで、一体いくら得をしたのか分かりやすくなっています。
一方、額の表示は他との比較が容易なため、購入する前に少し考えると、衝動買いが抑えられます。

3.レジの体制
各フロアとも15台前後のレジがフル稼働しているようです。
2人体制でレジ打ちもしているので、速く会計ができます。
私の会計をしてくださった方は、気配りもできる方で、気持よく会計を済ませることができました。
トラフィック担当者も配置しているので、割込みなどの混乱も少ないようです。
フロア一周と長い行列も順調に進むので、不快感があまりありませんでした。
行列の不快感は、長さよりも、進まないことや列の形が分からないことにあります。

お買い得商品を探すのも面白かったですが、セール時の対応の勉強にもなりました。


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