インターネット検索の便利さの一方、ネットリテラシーやコピペの問題については以前から指摘されてきました。
まとめると、大きく3つになります。
1.情報の真偽性
2.考える能力の欠如
3.著作権侵害
今回は、1と2について考えてみたいと思います。
インターネット上の情報は、玉石混交と言われています。
複数サイトをチェックするという方法もありますが、そのサイトが別のサイトのコピペで作られている可能性もあります。
私が心がけていることは、原典に当たることです。
統計データであれば、公的なデータや業界団体のデータを確認します。
(公的データに異論を唱える方もいらっしゃいますが、ここでは議論しません)
ビジネス等の理論であれば、もともとの論文や書籍を読みます。
要約された紹介は分かりやすく便利ですが、要約過程でバイアスがかかっている可能性があります。
また、原典を当たることは自分で考えることにつながります。
様々なサイトや情報に当たることで、共通するエッセンスや豊富な具体例を得ることができます。
これは、入門書を複数冊読むのに似ています。
そのように得られた情報を編集することにより、自分の頭で考えることができます。
安易にコピペで済ませるのではなく、自分の言葉で再構築することが大切です。