データを活用するタイミングは2種類あります。
仮説を立案するときと検証するときです。
ビッグデータなどのように、データを分析することで、仮説を得ることができます。
分析結果からトレンドや異常値を読み取ります。
その原因を追求していくと、仮説を生み出すことができます。
データは仮説の裏付けにも活用されます。
ブレインストーミングなどから生まれたアイデアも立派な仮説です。
しかし、その仮説には根拠がありません。
感覚的に正しいものを、データで裏付けることによって、より確固とした仮説にします。
このとき、バイアスがかからないようにする必要があります。
データや統計は客観的なものですが、それを読み取る際には、主観が入ります。
仮説を正としてデータを読んでしまうと、客観性が失われます。
主観的な仮説と、データから生まれた仮説を別々に扱い、最終的に付きあわせて考えることが大切です。
【本日の質問】
あなたの会社では、データを仮説に活用していますか?