経営コラム


テマヒマ展〈東北の食と住〉@21_21 DESIGN SIGHT

21_21 DESIGN SIGHTで開催されている、テマヒマ展〈東北の食と住〉に行ってきました。
本日行われたオープニングトークにも併せて参加してきました。
本展では、東北の手仕事や生活の一部が紹介されています。
そのディスプレーや作品紹介文は、非常に参考になりました。
見せ方次第で、日用品がはっとする美しさを放ちます。
また、紹介文は背景となる生活の様子が良く伝わってきます。

オープニングトークで、今回の展示のキーワードの一つに、「繰り返し」があるという話がありました。
それは展示にも表れていて、その繰り返しの妙が美しさを生んでいます。
また、「繰り返し」は伝統の継承ということにもつながります。
オープニングトークで何度か触れられたのが、
「食と住は、その土地(文化)に密着しているということです。」

ここからは、オープニングトークや本展を受けての私見です。
文化に密着している地元の食を東京などの大都市に売るということは、
いわば違う文化圏に輸出をするということです。
成功させるためには、「相手に合わせた商品を開発する」か
「相手が輸入したいと思わせる」かのいずれかだと思います。
海外に輸出することを考えると分かりやすいと思います。

また、食と住が土地などに根付いている限り、
周囲の状況の変化に合わせて、そのものも変わっていかなければなりません。
それができなければ、すたれてしまうのは仕方がないのではないでしょうか。

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