経営コラム


ダイバーシティ・マネジメント

ダイバーシティ・マネジメントの重要性が指摘され続けています。
ある調査では、外資系企業・規模の大きな企業ほど導入が進んでいるそうです。
しかし、人材の重要性が大きい中小企業こそ、上手く対応する必要があります。

ダイバーシティ・マネジメントというと、組織風土やマネジメント、人材育成、処遇などの制度(条件)に注目が行きます。
私の知人の務めている中小企業では、パート従業員の方にも賞与が支給されるそうです。
パート従業員は賞与がもらえることに喜び、モチベーションアップにつながっているそうです。

一方で、多様な人がそれぞれの得意なことで活躍できる場を用意することも重要です。
ある児童養護施設では、自閉症の子が細かい作業に集中して取り組めることを活かして、
魚の小骨の除去のような作業の割り当てをし、活躍しているそうです。
また、『日本でいちばん大切にしたい会社』では、障碍者の方が作業しやすいように、
器具に製品と同じ色を付けたチョーク会社の例も紹介され、有名になっています。

ただ、作業をするのではなく、それぞれが輝ける舞台を用意することが、
ダイバーシティ・マネジメント成功の秘訣ではないでしょうか。

One thought on “ダイバーシティ・マネジメント

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