経営コラム


スピーチ考

様々な会合に出席していると、代表者等のあいさつが良くあります。
上手い方もいらっしゃれば、そうでない方もいらっしゃいます。
一般的に「スピーチは短いほうが良い」と言われますが、長さよりも内容がやはりポイントのようです。

来賓あいさつ等では、導入として経済状況などが使用されます。
中には、そのまま延々とマクロ環境の説明をされる方もいらっしゃいます。
独自の見解や情報があればいいのですが、たいていメディアで確認できるものです。
このような内容が続くと、聞いているほうはつらくなってきます。
また、話題がマクロ過ぎると、自分たちでは対応のしようがなく、興味を失ってしまいます。

導入でマクロ経済から入り、その会合の出席者に合わせたレベルまで話を落としていく必要があります。
そこから、本題にいかにつなげるかが腕の見せ所です。
そもそも、本題がない方もいらっしゃいますが、まず結論から考えるというのは、スピーチでも欠かせません。
事前準備が不可欠なことも同様です。

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