無印良品に見られるような、ムダを削ぎ落としたシンプルなデザインがあります。
そこには、華美な装飾はありません。
必要な機能を果すために、必要なものが整然と配置されています。
そこには、凛とした美しさがあります。
商品の価値機能を追求し、逆算されたデザインです。
一見簡単そうですが、深みのあるデザインになっています。
一方で、シンプル過ぎて味気ないという人もいます。
ムダを削ぎ落としているために、遊びがありません。
遊びがあるからこそ、生活は楽しくなります。
遊びを大切にしている人には、面白みがありません。
どちらの見方も一理あります。
その人の価値観によって、評価は異なります。
大切なことは、デザインした側が、明確な意図を持っていることです。
その意図に共鳴した人が、その商品を選択します。