経営コラム


シルク・ドゥ・ソレイユ トーテム

シルク・ドゥ・ソレイユの『トーテム』を見てきました。

シルク・ドゥ・ソレイユは、ブルーオーシャン戦略で有名です。

従来のサーカスから、動物や花型パフォーマーを除くことで成功したと言われています。

映像で見ていても、サーカスの技がクローズアップされています。

そのため、少し変わったサーカスというイメージしか持っていませんでした。

ところが、実際に見て、そのイメージが覆りました。

 

シルク・ドゥ・ソレイユは、サーカスではなく、身体性を極限まで高めた舞台芸術です。

パフォーマンスをクローズアップすると、テレビなどでよく見られるものです。

そこに、音楽・照明・舞台装置・衣装が加わることで、世界ができあがります。

言葉(セリフ)はありませんが、そこに物語があることが分かります。

パフォーマンスに関わる道具の準備や片づけも、ひとつのパフォーマンスになっていました。

ただパフォーマンスをするのではなく、コンセプトに基づくストーリーの演出が、シルク・ドゥ・ソレイユの素晴らしさでした。

 

百聞は一見にしかずと言いますが、今回は実際に見に行って本当に良かったと思います。

舞台芸術が好きな方には、おすすめです。

 

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