経営コラム


コンパクトショップ

近年、店舗面積の狭いコンパクトなショップが増えています。
ハンズビーのような雑貨店や、イオングループのまいばすけっとのようなスーパーマーケットまで多種多様です。
高級スーパーもこの流れに乗っています。
成城石井は、ルミネなどの駅ビルを中心に出店を続けていますし、紀伊國屋もJR駅構内に小型店を増やしています。
坪効率を高めることで、収益性の高い店舗となっているようです。

坪効率が高まる理由のひとつは、店舗が小さいため賃料が低いからです。
従業員も少なくて済むので、固定費と抑えることができます。

もう一つは、売場面積を小さくしても、一定の売り上げは確保できるからです。
これは、品揃えをAランク商品に絞ることで可能になります。
ワクワク感は少なくなりますが、確実に売り上げを作ることができます。
また、消費者からすると、探す時間が短くて済むため、買い物のストレスが減ります。
毎日ちょこちょこと寄って買物をするという消費行動になります。
ちりも積もれば山となるです。

大きく品揃え豊富な店舗と、コンパクトで欲しいものがすぐに手に入る店舗に、今後は二分されそうです。

【本日の質問】
あなたの会社は、どちらを目指しますか?


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