経営コラム


エクセルを使ったシミュレーション

エクセルの活用方法は様々です。
資料作成に使用する場合もありますし、住所録などを作成することもあります。
枠線があるので、綺麗にレイアウトをすることができます。
しかし、最近では資料作りの主流はパワーポイントになってきています。

エクセルが活躍するのは、データの集計や分析ではないでしょうか。
一度計算してしまえば、セルのコピーで一気に多数の項目を処理することができます。
また、多種の関数が用意されているので、計算式の入力を省くこともできます。
私も財務分析を行う際には、エクセルにひな形を用意して行なっています。

さらに一歩進んで、エクセルでシミュレーションを行うこともできます。
売上の予測を立てたい場合には、単価と数量を入力するボックスを用意しておき、
条件に合わせて数値を変更することで、簡単にシミュレーションを行うことができます。
財務諸表であれば、貸借対照表と損益計算書を連動させ、キャッシュフロー計算書まで作ることができます。

どのようなロジックで値を変化させるのは楽しい作業です。
しかし、複数のセルが連動すればするほど、意図しない結果が現れてきます。
その場合は、ひとつずつ連動しているセルを遡っていきますが、この作業はかなり骨が折れます。
また、循環式になってしまってエラーになることもあります。

エクセルでのシミュレーションは手間のかかる作業ですが、事業計画を立てる際には不可欠な作業です。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

アーカイブ