ビックサイトで開催されているアグリフードエキスポに行ってきました。
会場内は、おおよそ地域毎に分かれて、多くの方が出展されていました。
私が普段お世話になっている方もいらっしゃいました。
会場内は試食攻勢で、一周しているうちにお腹がいっぱいになってきてしまいました。
食べたら美味しいものはたくさんありました。
それでも、取引につながりそうなものは少なかったです。
やはり、ブランディングができていなかったり、情報価値をきちんと訴求できていなかったりするところが多く残念でした。
自分たちのこだわりを、消費者の方が興味を持つような形で伝えなければいけません。
私は良く恋愛に例えますが、一方的なアピールは嫌われてしまいます。
どのように相手を喜ばせて、自分を選んでもらえるかという考えが必要です。
また、掛け率も取引をする上では重要になってきます。
私は、納品時の原価率が60%で成り立つような価格設定をおすすめしています。
それでも戦えるだけの魅力が商品にあるかどうか重要です。
食品添加物も気になります。
高付加価値商品を求める消費者は、食品添加物を敬遠する傾向があります。
表示に食品添加物がびっしりと書かれていると、試食すらためらってしまいます。
適正な表示がされていないというのは論外です。
展示会で興味をいかに持ってもらうか、そこからどのように商談につなげるかの戦略を持って、出展することが大切です。